寒い冬に飲みたくなる甘酒ですが、体を温めるのはもちろんキレイを目指す女性に嬉しい成分がたくさん含まれています。また、作り方も簡単なので甘さを調節してダイエットにも役立ててみてください。
もくじ
甘味飲料のひとつです。米麹と米、酒粕を原料とし「酒」とは言うもののアルコール含有量はわずか。市販の甘酒はほとんどがソフトドリンク(アルコール度数1%未満)に分類されるとのこと。
よく初詣で配られているため冬の飲み物のイメージを持っている方もいるかと思いますが、実は夏の飲み物らしいのです。江戸時代は夏の風物詩とされ、俳句では夏の季語となっています。
甘酒にはビタミンB群、葉酸、パントテン酸、ビオチン、ナイアシン、タンパク質、炭水化物、食物繊維、、有機酸、ミネラル、アミノ酸、B-グルカンなど様々な栄養成分が含まれます。
■材料
・米…1合
・米をたく際の水…360ml
・生の米麹…400ml
■作り方
1、柔らかめにご飯を炊く
炊飯器で普通にご飯を炊きましょう。できたご飯は少し柔らかめになりますが問題ありません。
2、炊けたご飯を冷ます
保温のまま炊けたご飯を混ぜながら、炊いた時と同量の水を入れご飯を冷ましましょう。この後、麹を追加します。その際、60度以上で麹菌が死滅してしまうので、温度計などで60度ぐらいを保ちましょう。もし、冷めない場合は水を足しても構いません。
3、麹を加える
2に麹を加えて全体をしっかり混ぜましょう。
4、8時間保温する
炊飯器の蓋を開けたまま、濡布巾をかけて発酵させましょう。濡れぶきんが乾ききらないように、1、2回湿らせましょう。
5、できあがり
トロッとするぐらいペースト状になったら完成です。粒感の少ない甘酒がいい方はお好みで水を加えましょう。また、甘さが足りないなと感じる方は蜂蜜をプラスしても良いかもしれません。
甘酒に含まれている成分には、肌の保湿機能に重要な役割を果たすセラミドや、酒粕はメラニン合成阻害による美白が期待できるチロシナーゼ阻害活性を示す成分と同定とのこと。
目の下のクマ、朝の目覚め、髪のツヤなど酒粕には栄養価が高いだけでなくコレステロール上昇の抑制作用など健康と美容にうれしいことだらけだそうです。
冬だけでなく一年中飲んでも良いこと尽くめな飲み物!「甘酒」ぜひ、手作りして自分にぴったりな味を見つけてください。