東京で1番辛いカレーと噂のカーナピーナ!マイルド、セミホット、ホットと3段階の辛さが選べるということで全種類に挑戦してみました。また、辛さからくるダメージを緩和する方法も紹介します。
もくじ
激辛カレーと言ったらカーナピーナ!辛さはマイルド・セミホット・ホットと選べる3段階。
噂のホットに対するレビューがネット上にさまざま見受けられました…どのレビューも「相当辛い」と痛烈に訴えかけてきてました。
実はそこまで激辛を食べたことのない私は、注文して「食べきれなかった」ということがないように敵(カーナ・ピーナ)の辛さレベルをググりまくりました。すると
ホット=北極5倍くらいの辛さ
という激辛好きなら想像しやすいレビューを見つけました。でも、まず北極を食べたことがない…(そういえば激辛好きなわけでもない)ということで、敵(カーナ・ピーナ)に挑戦する前哨戦ということで人生初中本へ行ってみました。
ということで、蒙古タンメン中本川崎店へ行って「北極」を注文してみました。
なんとなく「中本」という言葉はカップ麺の北極がバズった時に耳にしたことがある程度…という激辛に対する意識の低さ。
辛さを2倍、3倍と増していけるのも激辛好きにはたまらないようですが、とりあえずノーマルの北極ラーメンを注文してみました。
発券機に糖質OFFメニューでこんにゃく麺があったので、初中本にも関わらずこんにゃく麺にしてみました。
ドドーン!と北極が登場。具が少ないんですね。本当に辛みと麺だけ!という感じで無駄の少なさを感じました。
一口食べてみると意外にもあまり辛さを感じず…
「フッ、こんなもんか」
と思いました。ですが、口に麺を運ぶ回数が増えれば増えるほど辛みが蓄積していき…
「辛ぇ、喉が痛てぇ…」
とダメージを受け始めました。しかし、
「これを食べられないようじゃ敵(カーナ・ピーナ)を倒す(食べる)ことは不可能!」
と尻を叩きながら食べ進めました。
すると、だんだん口が辛さに慣れてきたのか途中から辛さをそこまで感じなくなっていきました。
そうして、順調にスープまで飲み干して激辛通になった気分!!
「しかし、対するカーナピーナはこの北極の5倍だと…!?」
少しの自信と不安感が生まれた川崎中本でした。
前哨戦である中本を食べ終えた夜。なんとなくいつもより胃腸の働きが活発な気はしたのですが、何事もなく眠りにつきました。
【AM4:00】
「腹が…ハラ、が痛てぇ…」
早朝にキました。今までの人生で激辛を食べて胃腸が暴れだす経験をしたことがなかったので甘くみていました。激辛には牛乳が良いと耳にしたことがあったので、中本前にミルクティーは飲んでいました。だがしかし、ミルクティーじゃ足りなかったようです。
【AM8:00】
「お尻が…痛い。」
そうですよね、そうなりますよね。ということでだんだんお腹の痛みは落ち着いてきましたが新たな痛点が…。激辛によって失うものが一体なんなのか、痛感することができました。カーナピーナに向けてこの2点への対策を練らねば…ということでまたググった結果。
胃腸→乳製品(牛乳・バニラアイス)
お尻→ワセリン
これがベストアンサー!
なるほど、これで敵(カーナ・ピーナ)に向かう準備はできた!ということでついにカーナピーナへ向かいます。
ついにきました。カーナ・ピーナ!平日の夜ということもあってかお客さんは少なく2組くらいでした。予約して行ったので窓際にすでに戦場は準備されていました。
注文はカレーを単品で選択。
ライス・ナンがセットではないのでライスかナンを選択。
ドリンクだけセットドリンク価格がありセットドリンクの中から注文しました。
そのほかにも、ワインやサラダ、タンドリーチキンなど豊富なメニューでした。
左からエビ、チキン、マトンでマイルド、セミホット、ホットの順に並んでいます。左から色がどんどんおかしなことになってますね…笑。まずは全種ざっくり紹介します!
ちなみに、ホットを注文する時だけ「結構辛いですけど大丈夫ですか」とお店の奥さんに注意喚起されました。
「大丈夫です。(イメトレはできてます)」
こちらはエビのマイルド!
とろみが少ない本格カレー!エビがごろっと1尾入っていましたがカレー自体からシーフード感を感じられるかというと、そういう訳ではなく…。どちらかというとスパイスの味が前面に出ていました。
カーナ・ピーナのカレーは家庭でよく食べる欧風カレーからは程遠いカレーなので、慣れない人は苦手に感じるかもしれません。
こちらはチキンのセミホット!
マイルド同様とろみは少なく、チキンがごろっと入っていました。こちらもチキンの味<カレーのスパイスというお味。マイルドと見比べるとだいぶ赤いです。この赤みはスパイスだけではなく唐辛子も入っていると予測。
さぁ、ついにホットのマトンです!
これまでのとろみがないという表現では収まらない…スパイスでザラザラした感じ。セミホットにもスパイスのザラザラ感はありましたが、なんかホットは違う気が…。そして、赤みも一段と増してる。こ、怖い…。
ちなみに今回は「辛いのが苦手」「北極ノーマルなら○(私)」「激辛好き」の3人で挑みました。それぞれ、一応マイルド、セミホット、ホットを担当してます。
マイルドは市販のカレールウの辛口ぐらいでした。普通のカレーよりスパイス感が強いので辛口より辛く感じるかもしれません。
「辛いのが苦手」な人でもまぁいけるレベル!ただ、食べ進めるごとに汗が吹き出てました笑
ん、ん?辛くない…想像より辛くない1口目でした。
辛いというよりスパイス!確かにマイルドより辛いけどセミホットまではビギナー向けなのかなという印象でした。が、
2口目、3口目と口に運ぶたびにどんどん辛くなるッツ!!
口の中の滞在時間を減らすのが激辛の必勝法だと思い、すぐに飲み込もうとするのですが喉がヤられて飲み込むのも辛い!なんだこれ…中本は余裕だったのに〜!
汗もじわじわかくし、扁桃腺が張ってる気がする…おかしいな目からも汗をかいてるぜ(涙目)
「辛いのが苦手」な人はマイルドを食べるのに徹しているし、「激辛好き」な人は「え〜マイルドでしょ〜(俺の助けなんていらねぇ)」とセミホットを軽視。
辛さがどんどん蓄積し、喉が3口目あたりでヤられているので口の中が辛みに慣れても、喉を通らない。私的に中本とは全く異なる「辛さ」の種類でした。
ついに敵(カーナ・ピーナ)の長と対峙する時が来ました。ホットはセミホットより純粋に辛みがやってくる味。
マイルド→セミホット→ホットの順に味見してみるとその違いは歴然。セミホットからカレー要素を抜いて、辛みにグィーーーっ!!と傾いたのがホットです。
「激辛好き」な人でも気合を入れて食べなければならない辛さ。そりゃもちろん汗が吹き出します。セミホットの辛みが口に蓄積しまくってる私は3口ぐらいしか味見できませんでした。
正直、マトンの味は感じられません。なんせ口がイカれてしまっているので。セットドリンクで注文したダヒを火消しに飲んでも、次の1口でまた大炎上です。
「激辛好きな人」は私のセミホットへの拒絶反応を横目にホットを食べ切っていました。
「うーむ…激辛好きなら食べきれる辛さなのか?それとも、耐性が異常な激辛好きなのか…」
結果、マイルド・セミホット・ホットの全レベルを3人でしっかり食べ切りました。そういえば、地味にタンドリーチキンが辛くて、辛くて、涙目でした。
激辛に耐えて食べ切った後の達成感と開放感はパなかったです。敵(カーナピーナ)は人生初の激辛カレーとしては最強すぎる相手でした。しかし、食べ終えた後の達成感は良いもので、激辛の沼にハマっていきそうな体験となりました。
ということでハッピーエンドです。
カーナピーナはご夫婦で営業されているようで、電話で予約した際も優しそうな雰囲気でした。気になった方は是非食べにいってみてください。祐天寺駅周辺は雰囲気があるおしゃれなバーやカフェも多く、フラッと散歩しても楽しそうです。
激辛に挑戦する際は、胃腸を相談してからにしましょう!
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