日焼け止めは1年中塗った方がいい、曇りの日の方が紫外線が強いなど、通説が様々ありますがそれらをまるっと調べてみました。
もくじ
気象庁のデータによると、紫外線は3月頃から急激に強くなりはじめ、5~7月にかけてピークを迎えていくそうですよ。
つまり、3月からはしっかり塗りはじめた方が良さそうです。となると、春の陽気を感じる前には日焼け止めを塗る習慣をつけておくと良さそうですね〜
先ほどの、気象庁のデータだと5~7月にかけて紫外線の強さのピークを迎える、ということなので7月まで塗っていればいいのか・・・と思うかもしれませんが
気象庁の別資料、2020年日最大UVインデックス(観測値)の月間推移グラフを調べてみたところなんと、8月がピークで、9月まで尾を引き、10月までその強さは収まらないみたいです。
となると、10月までは日焼けを気にしておいた方が良さそうなので、本格的な秋が始まるまでは塗っておいた方が良さそうですね!
ちなみに、UVインデックスとは、
紫外線が人体に及ぼす影響の度合いをわかりやすく示すために、紫外線の強さを指標化した、世界保健機関による指標
のことです!
紫外線は1日の中で10時頃から14時頃までが最も強いとされているようです。
となると、この4時間だけは欠かさず塗っておいた方が良さそうです。しかし、先ほどの年間を通しての推移から考えると、14時にピタッと紫外線が弱まるわけではなさそうなので、朝から日が暮れるまでは塗っていた方が良さそうですね。
これまで、季節と1日のうちいつからいつまで塗った方がいいのか・・・を考察してまいりましたが、さらに細かく考えると「場所」と「天気」も気にした方が良さそうです。
雲は太陽光を遮るため、雲量や雲の状態によって有害紫外線量に影響を与えることは確か。しかし、曇りだから紫外線が強まるということはなさそうです。
快晴の日のUVインデックスを基準にして考えると、
と、天気が悪ければ悪いほどUVインデックスの割合は減少します。
ですが、雲の状態によっては、雲が比較的多くても日射しを受けていれば、快晴の場合よりも大きいUVインデックスになることがあるようです。
なので、そんな時に日焼け止めを塗っていなかったり、屋外に長時間いたりすると、日焼けしてしまうということなのだと思われます!
気象庁の最大UVインデックス(解析値)の月別累年平均値全国分布図をみてみました!
最大UVインデックス(解析値)の月別累年平均値全国分布図とは、
日最大UVインデックスを1997年から2008年までの期間の各月について平均した分布図。UVインデックスは、衛星による上空のオゾン量や日照時間などのデータを用いて、 約20km四方の領域に分割して解析。
ざっくり申し上げますと、日本の中で紫外線が強いのは「沖縄」と言えます。反対に、紫外線が比較的弱いのは「北海道・東北」です。
「北海道」から「沖縄」に向かって徐々に紫外線が強くなっていくと考えれば良さそうです。
ただ、中部地方と近畿地方に関して謎な現象が・・・
「北海道」から「沖縄」に向かって徐々に紫外線が強くなっていくと考えれば、中部地方<近畿地方と紫外線が強まるのですが、なぜか「長野・静岡」あたりが近畿地方より紫外線が強い時期があるのです。
5月〜8月の紫外線が強い時期は中部地方も近畿地方並に紫外線が強いと考えた方が良さそうですね〜
ということで、日焼け止めは
という見解に落ち着きました!年々天候は変わりゆくので日々の天気予報や気象庁の情報を集めて、最良の日焼け対策をとっていきましょうね!