日に当たらないと禿げるという話を聞いたことがありますが、果たして本当なのでしょうか。
さらに白髪との因果関係を含めて調べてみました!
もくじ
基本的に、日光と禿げとの間に強い関係性はなさそうです。
引きこもりで日光を全然浴びてない人でも髪がふさふさの人なんていくらでもいますし、逆もしかりですが、つまり関係はあまりないということになります。
それでも日に当たらないと禿げるのでは、と思われがちなのは「帽子を被っていると禿げる」説からきているのではと思われます。
帽子を被っていると禿げるというのは、多少はありそうではありますがその理由は日光ではなく「帽子を被っていると蒸れる」ことから禿げる可能性がアップするという理屈なので、これもまた関係ないですよね。
ただし人間は日光に当たらないとビタミンDが生成されないので、1日10〜15分程度、日に当たるのは大事かなと思います。
日に当たらないことよりも、日に当たりすぎることの方が髪というか頭皮に悪いので、どちらかと言えば日に当たるよりは当たらない方が禿げないと思います。
それでは、日光と白髪の関係性はどうでしょうか。
日光と白髪には関係がないかと思いきや、実はありました。
わたしたちの髪が黒いのは、メラニン色素によるものです。
そしてこのメラニン色素をつくっているメラノサイトという細胞は、カルシウムによってその活動が活発化されると言われています。
カルシウムは体に吸収されにくい成分として有名ですが、その吸収率をよくしてくれるのが「ビタミンD」なのです。
つまり日に当たらないとビタミンDが欠乏してしまうため、カルシウムの吸収が悪くなる、それによってメラニン色素が作られず、白髪になってしまう、ということはあり得るわけです。
なので、日に当たらないと白髪になる、ということは言えなくもないことになります。
あとは、牛乳などでカルシウムを摂取することも忘れずに。
結論としては、日に当たらないと禿げるわけではないが、白髪にはなる可能性がある、ということになりました。
ただし、日に当たらないと白髪にはなるかもしれないですが、1日の日に当たる時間は10〜15分程度にしておくのがいいと思います。
日にあたるメリットもありますが、日に当たることによる頭皮などに与える光老化などを考えると、やはり日光の浴びすぎはよくないと考えられます。
というわけで、1日10〜15分くらいは日光に当たろう!というこでした!適度に日に当たって健康的に過ごしましょうね。
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