日焼け止めを塗り忘れて、急いで塗り始めたとしてどれくらいで効果が期待できるのでしょうか…気になってたので調べてみました。
もくじ
厚生労働省が出している「紫外線環境保健マニュアル」には下記のような記載がありました。
日焼け止めは、戸外に出る前に塗りましょう。
よく、「30分前に塗らなければ効果がない」「15分前に塗らなければ〜」なんて聞きますが、大手化粧品メーカー資生堂のHPには下記の記載も!
日焼け止めはきちんと塗っていれば、塗った直後から効果を発揮するものなので、出かける直前でもOK。
ということで、とにかく戸外に出る前に塗っておけば、直後から効果を発揮するみたいです!
一般的に「日焼け止め」と呼ばれる紫外線防止剤は、「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の二種類があります。この種類によって馴染む時間は異なるようです!
吸収剤そのものが紫外線を吸収し、肌への紫外線の影響を防ぎます。
紫外線吸収剤として使われている成分
トキシケイヒ酸オクチル(あるいはメトキシケイヒ酸エチルヘキシル)
ジメチルPABA オクチル(あるいはジメチルPABA エチルヘキシル)
t-ブチルメトキシジベンゾイルメタンなど
こちらは、肌馴染みがよいものが多いようで、色も透明だったりするそうです。なので、顔や体などに満遍なく塗ることで効果を発揮させることができそうです!
主に粉体で、肌表面に受ける紫外線を乱反射させて、肌への紫外線の影響を防ぎます。
紫外線散乱剤として使われている成分
酸化チタン
酸化亜鉛
こちらは、「よく振ってから使用してください。」と記載があるタイプの日焼け止めですね。主な成分が粉なのでよく分散させないと、成分に偏りが出て、日焼けムラになってしまうそうです。
お肌に塗る時は、容器から直接、直線を描くようにつけてから、 手のひらでらせんを描くように均一にムラなく伸ばすと良いそうですよ!
先ほどもご紹介した厚生労働省が出している「紫外線環境保健マニュアル」の続きには下記のような記載がありました。
日焼け止めは、戸外に出る前に塗りましょう。塗る量は、顔では手のひらに取る場合、一円玉を置いたくらいの面積が埋まるようにして、2回塗ります。
「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の二種類どちらも、「2回同じ量を重ねづける」と塗りムラが減らせて、より紫外線を防ぐことができるそうですよ!
外出する際に気をつけたいのが「UVインデックス=CIE紅斑紫外線強度(mW/㎡)/25」!これは国際照明委員会(Commission Internationale de l’Eclairage)が波長ごとの人の皮膚に対する影
響を考慮し、重み付けをして足しあわせたものなのですが、
UVインデックスで表される紫外線の強さは下記のように分類されます
弱い(1〜2):安心して戸外で過ごせます。
中程度(3〜5)強い(6〜7):日中は出来るだけ日陰を利用しよう。出来るだけ長袖シャツ、日焼け止め、帽子を利用しよう。
非常に強い(8〜10) 極端に強い(11+):日中の外出は出来るだけ控えよう。必ず長袖シャツ、日焼け止め、帽子を利用しよう。
夏場の9時〜15時ごろにかけて、全国的に中程度以上になる地域が多く、度合いとしては「出来るだけ長袖シャツ、日焼け止め、帽子の利用」をおすすめしていますね〜
紫外線を防ぐ方法として、厚生労働省は下記のような対策を呼びかけています。
これを見ると、物理的に肌を露出させないという方法が日焼け止めより効果を発揮するようです(まぁ当たり前といえば当たり前ですね!)
ということで、外出時日焼け止めより日焼けを防ぐのに効果的なのは、ズバリ!「日傘や帽子を使用し、衣服で肌の露出を減らす」です!
ということで、長々と日焼け対策につて調べてみましたが、日焼け止めは
さらに、日焼け止めより、日焼けを効果的に防ぐには帽子や日傘を利用し、肌の露出を少なくするということです!今年も日焼けしないように頑張るぞ〜
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