お蕎麦屋さんで「ざるそば」を頼もうと思ったときにふと、ざるそばってなんて数えるのかな?
ということでその数え方と、その由来というか語源について調べてみました!
もくじ
ざるそば、さらにはもりそばもですが「枚(まい)」で数えます。
なのでざるそばを数える時は、「一枚、二枚、三枚、、」と数えます。
また、ざるそばを注文する際には「丁(ちょう)」という数え方もあるようです。
「ざるそば一丁!」みたいな感じですかね。
どちらかというとオーダーを受けた店員が使いそうなイメージですけど。
これがまた、調べてもその理由は分かりませんでした。
まあ普通に考えて、もともとざるそばは丸い竹のざるに盛られていたことからざるそばというようになったということなので、その丸い竹のざるの形状がお皿に似ていることから、お皿同様に「枚」であるのではと思われます。
そばには他にも色々な形状があります。
1本1本のそばの麺に対しては、そのまんまですが「本」になりますし、束ねたものは「束」や「把」です。
袋に入っていれば「袋」ですし、箱に入っていれば「箱」です。
1人分のおそばの量に対して「玉」という単位もありますよね。
お皿っぽい形状のものに盛りつけると前述のように「枚」になりますが、お椀とかなら「杯」にもなります。
ちなみにざるそばの名前の由来ですが、、
もともとそばというのは、今の形状で食べる用になったのは江戸時代です。
世界的にも、そばを麺の形状で食べているのは日本だけですが、日本でも最初は麺の形はしていなかったようです。そばがきみたいなのが一般的だったようですね。
そして麺状のそばが登場し、お椀に「もる」そばが登場しました。それが「もりそば」ですね。
それが深川のお蕎麦屋「伊勢屋」さんが、ざるに盛りつけて「ざるそば」というものを開発したそうで、それが由来というわけですね。
それ以降、ざるに盛りつけた方が美味しそうに見えたり、水気を切れて便利だったりというところで全国に普及していったようです。
現在では、ざるそばともりつけの差は「海苔がかかっているかかかっていないか」となっていますが、元々はこんな起源があったんですね。
というわけで脱線してしまいましたが、まとめとしてはざるそばは「枚」で数えます。
注文するときも「ざるそば二枚!」という表現で問題ないです。丁のことは忘れてしまった方がいいかもしれませんね。