気温が低くなり始め暖房をつけると生じる悩みが乾燥!そこで加湿器をつけようと思ってもデスク上には様々な電子機器が…そこでPC等の湿気対策をまとめてみました!
もくじ
ズバリ、「故障の可能性は否めない」です。
富士通のホームページに下記の記載がありました。
パソコンを湿度の高い場所で使用すると、パソコンの部品をショートさせたり、腐食させたりして、トラブルの原因になることがあります。パソコンを使用するときは、湿度によるトラブルを防ぐために、エアコンや除湿機などで部屋を除湿し、パソコンを水分から守ってください。特に梅雨時は、洗濯物を室内で干すことが多くなりますが、このときもエアコンや除湿機の使用をお勧めします。
さらに続けて、
パソコンを温度の低い場所(冷房の効いた場所など)から、温度の高い場所(炎天下の屋外など)へ急に移動すると、空気中の水分が水滴になる「結露」という現象が発生する場合があります。パソコンに結露が発生すると、故障の原因になるため、パソコンの移動や温度の調整にはご注意ください。また、冷房を使用する場合は、冷房の風が直接あたる場所にパソコンを設置しないでください。
とのことです!
ですが、パソコンの使用者の中で日常で起こりうる湿気により故障したという経験は少ないはず…そんなに脆いようじゃ湿気が多い日本での使用は向かないですよね〜
水がかかるほどの湿気を受けた際にやっと故障するぐらいですので、加湿器のミストが直接PCにかかる、真冬に屋外で使用した直後暖房がきつい部屋で使用するなどの大袈裟な状況が起こらない限り故障しないと踏んで良いでしょう。
日常の湿度の変化ですぐに壊れないとはいえ、湿度のケアを怠ることによって経年劣化のスピードを早めてしまう可能性は高いでしょう。そこで、パソコンのすぐ近くに加湿器を置きたい際に注意すべきことをまとめてみました。
これは、加湿器から噴出される水蒸気を直接PCに浴びさせないためです。日常空気中にある湿気程度ではPCは故障しないですが、人工的に発生させた水蒸気を大量に浴びせてしまうと、それはもはや水蒸気ではなく水です。PCに水をこぼしたのと同じ状況になってしまうので注意しましょう。
これはPC内の結露を防ぐ方法でもあります。機密性が高い電子機器でも、内部が露出している部分はあります。そこに湿気を送り込んでしまうと、後に湿度が変わった場合結露などを引き起こしてしまう可能性があるため注意しましょう。
ミストが細かいことによってすぐに空気中に拡散して、水滴としてPCにかかる心配はなくなります。PCの上の位置ではない場所にミストの細かい加湿器を置くぶんには問題ないでしょう。
これまで、パソコンの故障を心配しながら、加湿器をデスクに設置する方法を考えてきましたが、そこまでして加湿器を設置する必要はあるのでしょうか?
個人的にはおすすめします。特に乾燥する時期は加湿器を置いた方が人体へのメリットが多いといえます。デスク業務は「PCと睨めっこ」という状態が多いかと思います。そこで発生するのが眼精疲労ではないでしょうか?
乾燥が気にならない時期でも、眼精疲労と隣り合わせなのに、これが乾燥する時期になればドライアイもくっついてきます。そこで、デスクに加湿器を設置することでそれらの悩みを多少なりとも解消してくれるでしょう!
ということで、パソコンの近くで加湿器を使用する際は、物理的に蒸気がかからないように対策し、湿気において非日常な状況を生み出さないようにすることで、故障を引き起こす可能性を低くできるでしょう!