実は日本中の商業施設はトイレが男女別なところが多いですよね〜私も気が付きませんでした。どんなに狭いマックでも男女別がほとんどなような…男女共用と言えるのは多目的トイレくらいで、男女で分かれている理由が気になったので調べてみました。
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ということで、スタバは確かに男女兼用がほとんどです。一説では都内のスタバはほとんど男女兼用なんだとか…トイレ自体は2個室あっても男女で分けることをしていないスタバもあったような。
男女兼用・共用だからといって特に問題はないと思っていた私ですが、ネット上の意見は異なるようです…
はじめに、女性用のトイレにしか存在しないものが、男女兼用だと男性の目にも触れてしまうという事態が起こります。これも常識的に考えれば問題は無いのですが、それを使って良からぬことを考える人もいるそうです…怖いですね〜
次に、日本中を騒がせた「多目的トイレ」事件ですね〜。本来多目的トイレの意義は下記の通り
「身体に障害のある方が利用しやすいように特別に設計されたトイレのことで、便器が高いと立ち上がりが容易になるため、足が弱い人もそうであるように、身体の不自由な人にも便利であるため」ーWikipedia
ただし、男女が立ち入ることができる個室と捉えれば事件が起きてしまうかもしれません…
そもそも、トイレを男女別にする必要はあるのでしょうか?実は、そのトイレが客用か?従業員用か?で異なるそうです。ズバリ「客用のトイレが男女共用であること自体は、法律上問題無い」とのこと!従業員に対しては下記の環境を提供しなければならないらしいですよ〜
労働安全衛生規則第628条
事業者は、次に定めるところにより便所を設けなければならない。ただし、坑内等特殊な作業場でこれによることができないやむを得ない事由がある場合で、適当な数の便所又は便器を備えたときは、この限りでない。
1. 男性用と女性用に区別すること。
2. 男性用大便所の便房の数は、同時に就業する男性労働者60人以内ごとに1個以上とすること。
3. 男性用小便所の箇所数は、同時に就業する男性労働者30人以内ごとに1個以上とすること。
4. 女性用便所の便房の数は、同時に就業する女性労働者20人以内ごとに1個以上とすること。
~以下略~
事務所衛生基準規則第17条
事業者は、次に定めるところにより便所を設けなければならない。
1. 男性用と女性用に区別すること。
~以下略~
ということで、お店のトイレ事情のことがよくわかりました〜公共物であるトイレは常識的に清潔に使用させていただきたいですね!