バンクシーはイギリスを拠点とする、ストリートアーティスト。バンクシーを追ったドキュメンタリーは2010年アカデミー長編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされ、これまでのストリートアーティストのイメージを変えたと言われています。そんなバンクシー作品を2020年東京で見ることができる!?
もくじ
期間:2020年8月29日〜12月6日
場所:東京・天王洲の寺田倉庫G1ビル
住所:東京都品川区東品川2−6−4
※大阪へも巡回予定。
イギリスを拠点とするアーティストです。
型板(ステンシル)を用いて街頭の壁や既にある看板などにメッセージ性の高い作品を残しています。
覆面アーティストと訳されるように、メディアには素性を明かしておりません。また、バンクシーは一人称ではないという説も存在し、複数人がチームで作品を作り上げているとも言われております。
バンクシーが身元を明かさない理由として、やはりどこの国でも「落書き」は違法行為とされ「犯罪」になるからとされています。
バンクシーときいて日本人がまず答えたい作品は、東京都港区の防潮扉に描かれた「傘を差したネズミ」です。
東京都知事もSNSでその場所を訪れたと発信しており、話題となった現在は防潮扉を取り外し、東京都が保管しているとのことです。
この作品の解釈は様々で「福島から降り注ぐ放射能を傘で防いでいる」や「日本人の傘を差す習慣と東京の人の多さを風刺している」と言われています。
何がアートで何がアートじゃないかを決めるのは鑑賞者というスタンスのバンクシーは、ストリートアートでは多い「上書き」をされることもよくあります。
ストリートアートのキャンパスである壁は、自由で誰のものでもないとされています。※実際は誰かしらの所有物であることが多いので落書きをしてはいけません。
その為、「本当はバンクシーかもしれない」という作品の上に他のアーティストが作品を重ねることもよくあることです。
バンクシーの作品が世界的に評価された現在は、「傘を差したネズミ」のようにその場所から作品だけ切り抜いて保護しようとする動きも見られます。
バンクシーが作品を残す場所にも意味があるという声も多く、バンクシーらしき作品が発見されるたびに多くの意見が飛び交います。
2010年アカデミー長編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされた
・『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』原題: Exit Through the Gift Shop)
・バンクシーのInstagram
@banksy →
是非チェックしてみてください。